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この記事の要点
- 荷崩れを防ぐには、重い物と平らな物をバッグの下に入れます
- 片側だけ重い積み方は、バイクの操作に影響が出ることがあります
- 積載物の高さは、積載したとき地上から2mまでです
- サイドバッグやパニアケースは、積載物ではなく積載装置として扱われます(JAMA)
バイクキャンプの荷崩れは、重心の高さと左右の重さの偏りから起こります。デイトナと日本自動車工業会(JAMA)の公開資料をもとに、積み方・固定のしかた・確認する点を整理しました。
荷物は、重い物と平らな物を下に入れる
デイトナ OUTDOORS(2023年11月28日公開、2025年6月12日更新)によると、重い物を上の方に収納すると重心が高くなり、バイクがふらつく原因になります。平らな物をバッグの下部に入れると、底板の代わりになり、荷物が安定するとしています。
グランドシート、チェア、テーブルは、設営のときに取り出しやすい場所に入れるよう案内しています。
左右の重さは、そろえる
デイトナは、サイドバッグの片側だけに重い物を入れると、左右の重量バランスが崩れてバイクの操作に影響が出ることがあると書いています。左右でバランスを取り、なるべく軽い物を入れるよう案内しています。
JAMAのMOTOINFO(2025年6月2日公開)も、規定の重量内でも、バランスを崩す積み方や場所は車体の不安定化につながると書いています。荷物を縦に高く積み上げると安定性を欠くため注意が必要で、幅方向は偏りがないよう左右バランスよく積むとしています。
シートバッグは、強度のある部分に付属ベルトで固定する
デイトナ OUTDOORS は、シートバッグの固定について、次の手順を示しています。
- バッグを仮置きして、積載位置を決める
- リアフレームやグラブバーなど、強度のある部分に付属ベルトで固定する
- 余ったベルトは、意図しない部分に引っ掛からないよう、まとめておく
- タイヤなどの回転部分にベルトが接触しないよう、取り回しに注意する
ウインカーステーなど変形する箇所や、強度が足りない部分での固定は、荷崩れの原因にもなるため絶対にやめましょうと書いています。
ツーリングネットやコードは、二重に使って保険にする
デイトナ OUTDOORS によると、ツーリングネットやコードは、車両へ荷物を取り付けるときの保険として、二重に使うと荷崩れを防ぎ、安心感を高めてくれます。同社のツーリングネット「UT-NETⅡ L」は、付属のフックでキャリアやシートバッグのDカンに固定できます。調整用のゴムが2か所あり、荷物にフィットさせやすい構造だと説明しています。
積載の制限は、はみ出しと高さと灯火類を確認する
デイトナ OUTDOORS は、積載物のはみ出しは、乗車装置または積載装置の前後30cm、左右15cmを超えないことが条件だと書いています。高さは、積載したときに地上から2mまでです。
JAMAのMOTOINFOによると、最大積載重量は車両の区分ごとに決まっていて、原付一種は30kg、原付二種は60kgまでです。サイドバッグやパニアケースは、積載物ではなく積載装置として扱われます。ウインカーやテールランプ、ナンバープレートを荷物で隠すと違反になります。走行中の荷物の落下は、後続車の事故原因になるため、しっかり固定するよう求めています。
法令に定められた積載の制限は、バイクキャンプの積載ルールとパッキングの基本の記事でも整理しています。
積載ギアは、ほかの記事で整理している
ケースやバッグの仕様は、SHAD「TR27」、CRAFTWORKS のエンジンサイドバッグ、エンデュリスタン「サイクロン」、ロゴス「DryCoreボックスリュック」の記事で整理しています。シートバッグの台座はタナックス「ライザーベース」、中身を分ける小物はデイトナのギアケースの記事を参照してください。
まとめ
荷物は、重心の高さ、左右の重さ、固定する位置の3点を確認してから積んでください。ウインカーやテールランプ、ナンバープレートが荷物で隠れていないかも確認してください。
参考にした情報源
- デイトナ OUTDOORS「バイクでキャンプへ!快適な道具選びと荷物の積載テクニック」(2023年11月28日公開、2025年6月12日更新) https://outdoor.daytona.co.jp/blogs/contents/20231128
- 日本自動車工業会(JAMA)MOTOINFO「荷物、積み過ぎてない?違反の危険があるバイクの積載量をチェック」(2025年6月2日公開) https://motoinfo.jama.or.jp/?p=9908


