一酸化炭素チェッカーの選び方、警報の基準・電源・設置をCOLampなど2機種で比較

UL Camp の記事のイメージ(テントの絵)

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この記事の要点

  • COLampの取扱説明書は、チェッカーを唯一の安全手段にしないよう求めています
  • COLampの内蔵センサーの寿命は、取扱説明書が5年を目安としています
  • 日本ガス機器検査協会のチラシは、テント内でガス燃焼器具や炭火を使わないよう求めています
  • 沢田テントSW-COJ1は、アラーム値を1〜400ppmで設定できます

一酸化炭素チェッカーは、電池か充電か、警報の濃度が固定か設定できるか、といった点が製品ごとに異なります。ここでは、日本精機「COLamp」と沢田テント(TOMONARI)「SW-COJ1」の公式の記載を、警報、電源、サイズの順に並べます。一酸化炭素の危険性は、NITE(製品評価技術基盤機構)などの資料とCOLampの取扱説明書の範囲でまとめました。数値は、2026年10月24日時点の公式ページと取扱説明書の内容です。

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一酸化炭素は無色・無臭で、気づきにくい

NITEは、2011年3月16日の注意喚起で、一酸化炭素(CO)は無色・無臭のため気がつきにくく、微量でも血液中に取り込まれると死に至ることがあると説明しています。同じ資料は、石油ストーブを閉めきった場所(部屋、テント内)で換気を行わず長時間使用すると、一酸化炭素中毒になると示しています。2021年4月28日の発表(コールマン ジャパンと連携)では、テントの中などの換気が不十分な場所でポータブルストーブなどを使用すると、一酸化炭素中毒に至るおそれがあるため、必ず屋外の風通しのよい場所で使用するよう求めています。

日本ガス機器検査協会のサイトで公開されているチラシは、テントの中や車の中でガス燃焼器具や炭火を絶対に使わないよう呼びかけています。ごく短い時間で一酸化炭素濃度が上昇し、換気のために入り口を開けていても危険だとしています。

COLampの取扱説明書は、一酸化炭素濃度が200ppmを超えると軽度の頭痛、吐き気等が生じ、さらに高くなると昏倒、致命傷に至ると説明しています。日本産業衛生学会が許容濃度として50ppm以下を勧告していることにも触れています。燃焼器具の仕様は、HAGOOGI「ZT-1800」とキャプテンスタッグ×コロナ「SZ-32CS-CS」の記事にまとめています。

製品の資料で確認できる項目は、警報・電源・設置方法・寿命

2機種の公式ページと取扱説明書には、次の項目が書かれています。購入前に、製品ごとの表示で確認する項目です。

  • 警報の濃度: COLampは濃度の区分が決まっています。SW-COJ1はアラーム値を設定できます
  • 電源と使用時間: COLampは乾電池、SW-COJ1は充電式です。使用時間の表記には、それぞれ条件が付いています
  • 設置方法: COLampの取扱説明書は顔より高い位置への設置を求め、SW-COJ1のページは吊り下げ・マグネット・卓上の3種類を挙げています
  • 寿命と保証: COLampは内蔵センサーの寿命の目安と保証期間を示しています
  • 故障時: COLampの取扱説明書は、故障状態になった場合は使用しないよう求めています

COLampとSW-COJ1の仕様を並べる

COLampとSW-COJ1の仕様

項目日本精機 COLamp沢田テント SW-COJ1
警報の濃度50〜199ppmで換気警報、200ppm以上で危険警報アラーム値を1〜400ppmで設定可能
電源単4形アルカリ乾電池2本(別売・充電池は使用不可)充電式(Type-C)
使用時間約170時間(新品の電池・参考値)最大100時間(待機状態での最大値)
サイズ(mm)58×104×18.1(取り付け部を除く)75×70×31(ストーングレー)、77.5×70×31(ブラウンカーキ・ブラック)
重量約56g(電池を除く)87g(ストーングレー)、93g(ブラウンカーキ・ブラック)
取り付け取り付け部にカラビナなどを付けて使用吊り下げ・マグネット・卓上

※使用時間は各社の表記のまま。条件が異なるため、同じ基準での比較ではない。重量はCOLampが電池を除く値。

出典: 日本精機株式会社の公式ページと取扱説明書

出典: 沢田テント(TOMONARI株式会社)の商品ページ

使用時間の表記は、COLampがSW-COJ1より70時間長い値です。ただし、表記の条件が異なります。

沢田テントは2025年に別モデル「SRV」を発表している

TOMONARIは、2025年10月22日に「一酸化炭素チェッカーSRV」を発表しました。型番はSW-SRV-S(ガス検知機能なし)とSW-SRV-G(ガス検知機能あり)です。TOMONARIのプレスリリースによると、一酸化炭素濃度を1〜500ppmまで1ppm単位で測定でき、アラーム値は任意に設定できます。濃度に応じて3段階の危険レベルを色と音で知らせます。電源は4,400mAhのバッテリーを搭載した充電式です。

取扱説明書が示す使い方と注意

COLampの取扱説明書には、次の記載があります。

  • 電源を入れてから1分間は測定準備中で、測定は行われません。その後は20秒間隔で測定します
  • 検知方法は電気化学式です。内蔵センサーの寿命は5年が目安で、購入から5年を過ぎた場合は本体ごと買い換えるよう求めています
  • 換気警報が鳴ったときは直ちに換気し、危険警報が鳴って赤色に点灯したときは直ちに避難するよう求めています
  • 通気口をふさぐと、警報音が聞こえにくくなるだけでなく、測定精度が低下すると説明しています
  • 新しい場所に設置するときは、警告表示が消灯し、ブザー音が鳴りやんでから設置するよう求めています
  • 保証期間は1年です。原産国は日本です
  • 電源を入れてブザーが鳴らない場合や、故障状態になった場合は、使用しないよう求めています
  • この製品は安全対策の一部であり、換気を定期的に行う、他の警報機器と併用するなどして、唯一の安全手段としないよう求めています。火気の使用を助長するものではないとも明記しています

SW-COJ1の商品ページには、根本特殊化学株式会社製の日本製センサーを搭載していると書かれています。

まとめ

一酸化炭素チェッカーは、警報の濃度、電源の種類、使用時間の表記の条件、設置方法が製品ごとに異なります。購入前に、使う場所と持ち物に合う項目を、各製品の取扱説明書で確認してください。使用前に、取扱説明書の注意事項を確認してください。

参考にした情報源


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